幸せへの道のり

でも次の日……。


「伶奈!行っちゃダメだ」

「和希くん?どうして?」

「花炎を追い出される!」


そんな訳…ないとは言い切れないよね。


「……多分大丈夫だよ」

「大丈夫じゃ無いんだってば…。まりなが自分のこと傷つけてたんだよ…」


自分のこと?なんで…。


「伶奈がいじめたって言うつもりだ」

「でも行かなくちゃ。姫だもん。ね?」


そう。私は花炎の姫。

逃げる訳にはいか無いの。


「〜〜っっ!!何かあったら。花炎をやめさせられたら…兄ちゃんを頼れ」

「うん。和希くん、苗字は?」

「砂月。伶奈と同じ年の兄貴がいる」

「そう。ありがとうね」


まさか本当に追い出されるなんて。

思ってなかったよ。