私…消えて欲しいんだ。


そっか。そうなんだ。


「っ…はは……⁉︎…はっ……はぁっ…」


ヤバい……過呼吸…!


こいつらの前で……倒れたくない…。


「……伶…奈?」


私の異変に気付いた蓮。


手を伸ばしたけどその手を振り払った。


「触らないで!はぁっ……っっ…」


とりあえず屋上から出よう。


フラフラしながら私は屋上を出た。


どこまで歩いたかはわからない。