幸せへの道のり

「私達はそれまでに強くなればいいじゃん」

「麻莉の言う通りだな」



うん。頑張ろ。


……ところで。


「麻莉、その大荷物なに?」

「ん?これ?」


さっきからデカイリュックを背負ってるんだよね……。

気になってしょうがない。



「圭ちゃんにあげるアップルパイ」

「あ〜……。今渡しに行ったほうがいいと思うよ」

「あいつらまた何かやるぞ?」


そう言うとあからさまに嫌な顔をしてから名台詞。


「高級なアップルパイを汚すなんて……はぁ。やることが小さいわね。行ってくるから何かあったら連絡」

「「はーい」」


ボロクソに貶してから出て行った。