幸せへの道のり

「麻莉ちゃんは何で瞬華に来たの?」

「私ですか?私はケンカをしたくて。伶奈をいじめた奴が族なので負けないように」

「そーなの!?どこの族?」

「花炎」



バラしていいのかな?

いいんだろうね。



「花炎?あー…そう言えば学校でも話題になってたなー。一年の子が裏切った〜とか言って」




あれ?年上?だったのか……。



「裏切ってなんかないですよ!姫がそうなるように仕向けたから…」


ひっ……殺気が……。


閉まって閉まって!!



「麻莉ちゃん殺気すごーい!里奈、麻莉ちゃんの教育係になる!……伶奈ちゃんは胡桃でしょ?」

「え?何でで……」

「当たり前」



当たり前なの?!

そうだったんだ……。


謎だな。うん。



「じゃ、麻莉ちゃん連れて行くからあとよろしく〜♡」



そう言うとドアの向こうに消えていった。


正面のドアあっちじゃなかった?

この部屋一体いくつあるの!?

迷子になりそう……