「大丈夫だったか?」 病院の待合室で私の診察が終わるのをずっと待っていてくれた俊君。 「う、ん…。」 本当は熱じゃないから。 悪魔に刺されただけだから。 お医者さんにも寝ればよくなるって言われただけだし。 でも。 それでも。 俊君の優しさが嬉しいよ。 私…。 もっともっと。 俊君の事、好きになったよ。 だから…。 「ねぇ、俊君。」 「どうした?」 「ちょっと、いいかな?」