辺りを見渡す。 何か声がしたような…。 誰もいない…。 気のせいかな? 「気のせいではありません。」 はっきりと聞こえた。 でも。 やはり見渡しても誰もいない…。 「となると…。」 1つしかない。 私はゆっくりと上を見上げた。 !! 「出た!」