私は複雑な思いのまま過ごしていた。



このままでいるべきか、本当の気持ちを打ち明けるべきか。



ずっと悩んでいた。



そんなある日、私はクラスのある男子に呼ばれた。





「えっと、高橋のことずっと好きだったんだ。」





「え・・・。」



でも私は祐介が好きだし・・・。



その気持ちが見透かされているのか、男子は、





「高橋は祐介が好きなんだろ?知ってる。少しでもいいから俺を見てくれない?」