かく言う私も、話しかけたりはあまりしなくなった。というより、本当に【個人】なわけで、話しかけてはいけないようなきがしてしまうのだ。
こんな窮屈な暮らしをしているとはいえ、私だってまだ小学生。知らない人には話しかけられないし、雰囲気が悪い人は嫌いだ。家族といえど一つの個人なら、全く知らない人ではなくても、ある意味知らない人だ。雰囲気が悪い人はいつも家にいる。つまり、私だって小さいなりに考えて話しかけないようにしているのだ。
というわけで、こんな歪んだ小学生の出来上がり。最悪だ。
『はーー……』
1人の部屋はこうやって嫌なことをグルグル考えるのにうってつけだ。
家族に愛されたいと思っていたけれど、次第にその感情はなくなっていき、やがて愛されなくてもいいから、認めてもらいたいと思うようになった。
まぁ、吹奏楽に入ろうと決意したのはそういう理由だ。真っ当じゃないと言われても、私には充分過ぎるくらいの理由だ。
認めてもらいたいと思うのは普通のことのはずだ。
こんな窮屈な暮らしをしているとはいえ、私だってまだ小学生。知らない人には話しかけられないし、雰囲気が悪い人は嫌いだ。家族といえど一つの個人なら、全く知らない人ではなくても、ある意味知らない人だ。雰囲気が悪い人はいつも家にいる。つまり、私だって小さいなりに考えて話しかけないようにしているのだ。
というわけで、こんな歪んだ小学生の出来上がり。最悪だ。
『はーー……』
1人の部屋はこうやって嫌なことをグルグル考えるのにうってつけだ。
家族に愛されたいと思っていたけれど、次第にその感情はなくなっていき、やがて愛されなくてもいいから、認めてもらいたいと思うようになった。
まぁ、吹奏楽に入ろうと決意したのはそういう理由だ。真っ当じゃないと言われても、私には充分過ぎるくらいの理由だ。
認めてもらいたいと思うのは普通のことのはずだ。


