異世界☆トリップ




バン!!

力任せにドアを閉めて、ベッドに飛び込んだ。

さっきまで我慢していた涙が、咳を切ったように溢れ出てくる。


なんで!なんでよ!!

こんな非現実なことあるわけない!!

そう何度も自分に言い聞かせても絶望感が押し寄せてくる。