私の喜びをうち壊したのは、またもやあの失礼野郎だった。 これにはさすがに、我慢の限界がきて 「っな! 違うよ! 本当にそれ私のなんだってば!! 誕生日に友達からもらったやつなの! なんでそんなに疑うのよ!!」 思わず、声を張り上げて叫んでしまった…… あ~、やっちまったー! ここはなるべくおとなしく、素直な良いこを演じて、早く自分の家に返してもらう作戦だったのに……