「え?!ナニ?

ちょっと待ってよ!!

私何も知らないって!

気づいたらここにいたんだって!」

と弁解してみるも……

「誰がそんな見え透いた嘘を信じるか

おとなしくしてろ」

と、まあ、バッサリと私の言い分は打ち切られた。

コンニャロー!!

覚えてろー!

あとであったら、けちょんけちょんのボッコボコにしてやるんだから~!

どっかの悪役の捨て台詞のようなものを心の中で叫びつつ、実際は何の抵抗も出来ずに、強制連行されたのだった。