斎藤君♡
なんでそんなにかっこいいの…
私は一目惚れした。

「菜乃…そんなに見てたら変な人みたいだよ…」
注意してきたのは私の親友、笹倉夏夜。
黒髪美人。
で、私は斎藤君が大好きな中二。三日月菜乃。
夏夜も年とクラスは同じ。
わたし達が通っているのはいわゆる普通の高校。
名原高校。

「お前そんなに見んな(笑)」

斎藤君にも言われてしまった…
「あ、ごめんね!つい…」

「嫌われちゃうぞー!」
夏夜にそう言われてとっさに見るのをやめた。
「夏夜、お前当番じゃ?」
「あっ!!そうだ!斎藤ありがと!じゃね!」

今日は夏夜当番だったみたい。
もう次の授業始まるけど…
ま、いいか…授業寝よー。