岬side

願わくば、いつでも人の役に立ちたい私は、「自分のために生きてる」というより、「他人のために生きてる」という方が、割かし当てはまってると思う。


「にゃーーーい!!!!!」

「ど、どうしたの?」

「やばいょ!!トップコートしたまま来ちゃった!!今日、森田の授業だよー(泣)いつもはあるのに!!」

「え!!大変!!一緒に持ってる人探すよ!!」

「ほんと!?ありがとぉ!」

「じゃあ、とりあえず、葵ちゃんに…………あぁ!!!」

「なに?!どうしたの!!」

ゴソゴソゴソゴソ

「除光液!!あたし持ってた!

「み………岬ぃー!!!!(泣)神様ぁ!」

「えへへ///月曜日はさ、結構みんな忘れてきちゃうでしょ??それから持ってくることにしてたんだ♪」

「流石ぁ!!マジありがと!!」

「いいえいいえ♪」