9月10日、僕の大好きな彼女が死んだ。
僕のせいで死んだのだ。



僕はいつもの待ち合わせ場所に向かった。
僕が待っていると、大きく手を振りながら息を荒くして走ってくる一人の女性。
太陽みたいな笑顔で待った!?と聞いてくる。
僕は待ってないよ。と言う。

それから、僕たちは遊園地に行くためにバスに乗った。

そのバスで彼女が死んだ。僕のせいで死んだ。

僕はあの席に座ろうといい。
右側の窓側に彼女を座らせた。僕は左がわに座った。

しばらくたった頃、バスが鋭い音をならし、カーブを曲がろうとした。
その時。バスが右側に傾き、右側に倒れた。
鋭い痛みに、彼女の泣き叫ぶ声。
僕は何が起こったのか分からなくなった。
そのまま、僕は意識がなくなった。

目を覚ますと、そこは病院だった。
頭、足、手に包帯。
右側に座った人は重傷となったのだ。

僕は、目を覚ますとすぐに大声をあげた。

香里は!?
香里は無事ですか!?

そこには、泣きながら首を降る香里の両親がいた。

フッと横に目をやると、香里がいた。

香里、、、?
香里は、、助かるんです、、よね?


香里の両親は

首を振りながら、
無理、、、。あと一週間持つかどうかー。

僕は、、その言葉を聞いたとき、叫んだ。 泣いた。
僕はすぐさま香里に駆け寄り、

香里、香里と何度も呼びかけた。

香里の返事はない。

僕はその日から、香里に呼びかけた。

僕たちの出会い、楽しかったこと、喧嘩したこと、全てを話した。

ねぇ、香里覚えてる?
僕たちは付き合って6年目だよ。

ねぇ。香里、
去年のクリスマス。一緒にケーキ作ったよね。
僕が砂糖と塩間違えて、不味くなっても、
来年、また挑戦しよう?
しょっぱいケーキも美味しいよ!って言ってくれたよね。

ねぇ。僕が香里の両親に挨拶する前日、お腹壊したよね。

ねぇ、香里、
僕たちは沢山喧嘩したよね。ごめんね。いつも

なぁ、香里
僕たちは23日に結婚するんだろ?

なぁ、香里
ドレスきるの楽しみにしてたじゃん。
純白のドレス着るんだろ?

ごめんな。香里
僕のせいで、、、、
僕が窓側に座っていれば、、、、、
ごめんな。ごめんな。

それから、2日後、香里の状態は悪くなった。

僕は、香里の両親に必死に頼み。
結婚式を次の日に行ってもらうことにした。

香里の病室で、家族だけの結婚式。

僕は香里の指に指輪をはめ、キスをした。

香里、僕たちはこれから夫婦生活だね。
僕たちは、世界で一番幸せな夫婦だ、、。

その、次の日、、香里は息を引き取った。