「うっわぁぁっ!」


「?なんだよ」


「皆可愛くて綺麗だなぁって!」


「そうか?まぁお前よりは可愛いな」


「なっ……遥斗っー!?」


今私達はクラス発表掲示板の前にいます。まぁ人混みで全く見えないけど…


「…ちっまだかよ?」


遥斗もうイライラしていてうるさい。


そして遥斗の事を見て、キャーキャー騒ぐ女子の声も。


やっぱモテるんだなぁ…


「おい?」


「………へっ!?」


チラッ


「あ…もう前列に着いていたの!?」


「最近お前ボーッてしてんな」


「まぁねー…」


最近遥斗の事ばっか考えてしまう……
まさか病気!?


「男か?」


ニヤァ


ブフゥッ……


「なっ………なわけないで…」


「うっわぁぁぁぁぁ!?」


「!?なっ何よ…?」


「お前…掲示板見ろよ……?」


「………へっ?」


えーっと一年生は6組まであって……


1組…………2組…………3組…!!!


「あった!私3組だ!」


「その一個下……」


「…は?」


な…かむら…はると?


遥斗!?


「え……まさか一緒の………クラス?」


そっ…そんな………


「「うわああああああああ!!!」」