「怜~起きろー」
俺の名は佐倉涼。
先月父さんと母さんが事故で亡くなりったんだ…まだ2歳の弟を残して。
まぁ基本俺の親は、会社で忙しく家にいる事は少ない。いても二人でデートしてる
怜は赤ん坊の時から俺が世話をしている…怜にはあまり親の記憶がない…
「…ムク…んむー」
こいつが俺の弟 怜、昨日で二歳になった。
「…!!にー!!!!」
「おはよう怜」
よいしょ…と
ギュー…
「にー!おーと」
ん?おーと?…あぁおはようか(笑)
んー首苦しいーw
「おはよう…ほれ、怜着替えんぞ、今日から高校の保育園?みたいなところに行くんだから着替えんぞ~」
今日から俺は高校生。父さんの友達が理事長をやっていて、ここにはいれって勧められてくれた。
ありがたい事に、その高校には託児所?保育園?まーそんな施設があるみたい。
先生の子供たちを預かってるんだって。だから今日から怜にもそこに行くんだ。
「ほれ怜バンザーイ」
「うー!」
「よし、飯だめし!!!」
「パァァァア…めち!!!」
「お弁当持った。忘れ物ない。怜いる。鍵しめた。」
よし!!!
「…にー…」
ギュー
「…まったく…ほれおいで」
しかし…怜は甘えん坊である。
俺がいなくても大丈夫か…?
休み時間とかいってやるか…(笑)
「ほら、怜起きろ…」
「うぅ…」
ガラガラ…
「失礼します…あ、おじさん」
「おぉー!涼、怜よく来たな!」
「怜、挨拶は?」
「よーくー!ベコリ」
「はっはっは!!いい子だ!!…それとな涼…頼みがあるんだ。」
「?なんでしょう?」
「保育ルームでバイトしてくれ!!!」
「は??」
え、ん?ほ??
「人がいなくて、俺の息子がそこで働かせてある!頼む」
「いいですよ…怜も心配ですし」
「じゃー早速行ってくれ…あ!涼は週3が学校な。あとは保育にいってくれ!」
「…わかりました。失礼しましたー」
てか、ここ、週3でいいんだ笑
えっと…保育ルームは…キョロキョロ
キャハハハ
?あそこか!