ご主人様のお膝元!?

・・・

なんてゆうか、

とにかく、

「デカッ!!って、おばさーん!こんなとこ絶対無理だよー;」
「もぉっ、弱音吐かないの!大丈夫だから、行っておいで?」
「・・へ?お、おばさんは行かないの?」
「だって、「来る場合はご本人だけとなっております。」って、言われちゃったんだもの。」
「ぇ・・?そ、それって、お、おかしくない・・?」
「んーどーだろ?それより、行っておいで!私これから仕事あるから;」
「う、うん。」
「それじゃ、ばいばーい♪」


・・ばいばいって、
おばさんのん気すぎっっ!!
私は何がなんだか全然分からない状態に一人置かれて
めちゃくちゃ困ってるっていうのにー;

もぉ、どうしよ・・


「・・あの、稲口様でしょうか?」
「ぇっ!?・・あ、はい。」
「お待ちしておりました。私は、世話係の長を務める、松田と申す者です。」
「あ、私は、「稲口陽菜様・・ですよね?保護者様の方から伺っております。」
「あ、そうですか;」
「では、ここで立ち話も何なので、中に入りましょう?部屋まで案内致します。」
「あ、はいっ!ありがとうございます。」


な、なんだ、
全然怪しくも何もないじゃんか;
むしろ、いい感じするし・・

ほんと、私の被害妄想バカー!(笑)


チーン。


「・・・つきました。」
「あ、はい。」


そこは恐いほど眺めのいい高さの所で、
思わず足が震えてしまうほどだ。


「ここです。」
「はい。」
「それでは、失礼。」
「ぇっ!?」
「何かまた御座いましたら、そちらのベルをお鳴らしくださいませ。」  
「あ、はい・・」


結局は、
一人なんだね;

私はそっと、
目の前にある、
いかにも頑丈そうな扉を
恐る恐る開ける・・

そう、

ゆっくりゆっく「ぁんっ!」


・・・ぇ?