―桜丘リスティックホテル―
「えっとそれじゃ、俺はまだする事があるから
松田とひ・・陽菜は、先に会場入りしててくれ。」
「了解しました。」「分かりましたっ!!」
「それじゃ、くれぐれも無礼のないように。」
「承知しております。」「はいっ」
そう言って南様は
小さく笑うと、
支配人のいる
ホテル最上階まで
消えていった。
「それでは、行きましょうか。」
「はい^^」
ガチャッ
「うわぁっ。」
「キレー・・」
陽菜の目に映ったもの。
それは、
今まで見た事ないような
大きくて広い会場に
ドーンとぶら下がった
いかにも高そうなシャンデリア。
見た感じ、少なくとも
1000万ぐらいは賭けているだろうと思われる
会場全体に散らばったダイヤのような綺麗な小石。
どれもが一つ一つ美しさを惹き出していて
庶民の陽菜から見たらそれはもう、
夢のような空間だった。
