それから2日程、
南様は帰って来なかった。
「・・多分、あたしが、軽蔑したりしたから・・」
あの夜の南様は
まるで
悪魔のような
目をしていて
すごく怖かった。
とにかく、怖くて。
軽蔑せざる終えなかった。
「はぁ。」
ガチャッ
「・・!!」
「み、南様!?」
「・・・あ、松田さん。」
「・・社長じゃなくてすみません;」
「い、いえっ!全然いいですっ!」
「そうですか。」
「・・・」
「・・あ、それで、何の御用ですか?」
「あ、はい。えっと、この紙を陽菜さんに渡して欲しいと頼まれまして。」
「・・南様からですか?」
「・・はい;言うなと言われていたのですが・・まぁ、仕方ないですね。」
「・・直接渡しにくればいいのに・・なんで松田さんに・・」
「合わす顔がないらしいです。」
「え・・?」
「昨晩のことは、社長から聞かせてもらいました。」
「聞くには、社長が陽菜さんを襲ったとのことで・・」
「・・は、はい。」
「それで、自分は、日頃溜まっている欲を全て陽菜さんにぶつけてしまったと。」
「・・・」
「そしてその結果、陽菜さんの心に“恐れ”と“軽蔑”を生んでしまったと言っていました。」
「・・・」
「言っていることは、確かですね?」
「・・・はい。」
「・・そうですか。困りましたね・・」
