みんなの冷蔵庫(仮)2

「あんたいくつなの?」


野崎さんが睨み付けるように聞き返した。

そのむき出しの敵意をさらりと受け流すように、かおりさんは微笑む。


「私? 教えないわよ。ふふふ」


かおりさんに差し出されたら、たとえ毒リンゴだろうと、みんなそれを口にしてしまうだろう。


彼女に寄り添う佐田さんを想像すると、胸が引きちぎられてしまいそうな程痛いんだけど、やっぱりとてもお似合いだった。

二人とも大人で。

苦くて
熟してて。

青くて固くて……子供な自分が哀れで泣きたくなった。