みんなの冷蔵庫(仮)2

モチモチと吸い付くような肌のナメクジから離した手を、まじまじと見る。

ナメクジのようでナメクジじゃない……

まぁ、確かにナメクジにしちゃ、大きいし。

てかその前にナメクジは喋んないもんね……

私達の力だとか、もしかしたら命だとかそんな大事なことまでがこのナメクジに握られているのだと思うと、複雑な気持ちになる。

あの時ピンクの石を触ってしまったが為に、こんな事になるなんて。

私はあの日の家出したことを、今更ながらに激しく後悔しだした。