「自分ひとりなら移動できますけど、あなた達も一緒に移動なんて無理です」
ナメクジはそう言うとぐいぐい私の方に近付いてくる。
「私達が『力』を使えるようになったのって……地面の石を触ってからなんだけど」
「地面? 石?」
ナメクジは歩みを止め、考え込むように首を捻った。
「それで? なぜ『力』を分けたなら生命に係わる?」
京極が我慢できないという風に口を挟んだ。
そうだ、なんでシグマが生きてるかなんて聞かれたの?
あの言い方じゃまるで――
ナメクジはそう言うとぐいぐい私の方に近付いてくる。
「私達が『力』を使えるようになったのって……地面の石を触ってからなんだけど」
「地面? 石?」
ナメクジは歩みを止め、考え込むように首を捻った。
「それで? なぜ『力』を分けたなら生命に係わる?」
京極が我慢できないという風に口を挟んだ。
そうだ、なんでシグマが生きてるかなんて聞かれたの?
あの言い方じゃまるで――



