みんなの冷蔵庫(仮)2

「ねぇ、あなた本当にナメクジなの?」


私は首を少し前に突き出し、ナメクジを上から下までじろじろと見た。


「ナメクジに似てますけど、ナメクジじゃないです」


ナメクジは私の方を向き、はっきりとした口調で言った。


「私からも質問していいでしょうか?」


ナメクジは声のトーンを落としてそう言った。


何もない真っ白の空間に、静寂だけが漂う。

私は返事ができずに立ちすくむ。


ナメクジは私達の味方?

それとも敵?