みんなの冷蔵庫(仮)2

「お前……」


ほんの一瞬、シオくんの顔が凍り付いた。

俺は内心「やった」と喜んだ。

でも、次の瞬間にはシオくんはげらげら笑い出した。


「お前の事が特別気に食わなかったのかなんでか今分かった。チビ、お前、サーの力だけしか持ってないな?」


シオくんは唇の端を釣り上げ、馬鹿にしたように微笑んだ。


「誰かと別けたか?にしても綺麗に半分こじゃない。八割くらい持って行かれた感じだな。お前には残り二割のカスしか残ってない」


シオくんの言っている意味がよくわからない。

でも、俺がハッタリで出して見せた光の力を、見抜いているようだという事は分かった。