みんなの冷蔵庫(仮)2

シオくんの肩越しに玄関からすぐの部屋の中が見え、そこに座り込んでうなだれたリューマンの横顔と腕が見えた。


「シオくん……どうしてこんな悪いことしてんの?」


怒りなのか何なのかわからないが、自分でも制御できない程、嫌悪感でいっぱいになる。


「お前が来たからって、何も変わんねぇよ。帰んな」


そう言って両肩を押してくるシオくんの手を払いのけ、中へ入った。

後ろでドアの閉まる音がした時、もう逃げられない、という覚悟が決まり、両手をシオくんに向かって突き出した。

すぐにそこからピンク色の光を出す。