まさかこんな身近に犯人がいたなんて。
もっと早く気付いていればよかった。
でも……
もしもっと早く気付いたとしても、何もできなかっただろうけど。
シオくんはお父さんもお母さんもいない。
小学生の時から園にいるらしい。
園の誰にも心開かないシオくんを、園長先生はすごく心配していた。
俺は初めて会った時から、なんだかシオくんが苦手で、どう接していいのか分からず、常に距離を置いていた。
あの、ざくり、と切ったような目。
そしていつも苛立っているような熱を内でくすぶらせながらも、あの冷ややかな目付き。
全てが苦手だった。
もっと早く気付いていればよかった。
でも……
もしもっと早く気付いたとしても、何もできなかっただろうけど。
シオくんはお父さんもお母さんもいない。
小学生の時から園にいるらしい。
園の誰にも心開かないシオくんを、園長先生はすごく心配していた。
俺は初めて会った時から、なんだかシオくんが苦手で、どう接していいのか分からず、常に距離を置いていた。
あの、ざくり、と切ったような目。
そしていつも苛立っているような熱を内でくすぶらせながらも、あの冷ややかな目付き。
全てが苦手だった。



