みんなの冷蔵庫(仮)2

「もういいから、今からやろうとしてる事を教えて」


京極には関係のないことかもしれないけど、昨夜かおりさんに会ったことで私の自信という自信は全て打ち砕かていたから。

こんな風に自信たっぷりな余裕を見せられると辛い。

例え男でも、綺麗で完璧な容姿(京極の場合は「容姿」だけね)を持ってる人と並んでいるのは、駄目な自分が浮き彫りになるような気がして惨めになる。

どうせ私なんか……なんて考える暗くて後ろ向きな女の子にはなりたくないのに。

多分、今まではそんなことあんまり思わないタイプだったはずなのに。

「あんな風になりたい」とか「もっといい女になりたい」とか

漠然とした希望というか願望というか気合というか。

そういった「このままじゃだめ」だってことが自分の中の一部では分かってて、張り切ろうとするんだけど、そうするとかおりさんの均整のとれた顔や体が浮かんできて

「やっぱりだめだ~生まれつき持ったものが違うもん」

と思ってしまう。

突然やってきた恋は

いきなり崩れ

色んな悲しい気持ちと共に私を弱くする。

そして簡単には去ってくれない。