みんなの冷蔵庫(仮)2

京極は左手をハンドルに乗せ、右手で額の髪を払って微笑んだ。

紅い唇がゆっくり横に引かれる。

まるで悪魔のようだ、と一瞬思う。


ただの悪魔じゃない「変態悪魔」だ。

変態大魔王でもいい。

変態大魔神……変態大明神……変態……

文字通り私の頭の中が変態一色になっていると、京極は両手でハンドルを掴み、ギュッと握った。


「きっと抱き心地もいいだろう」

「何が?」

「お前がだよ、くらら」