みんなの冷蔵庫(仮)2

その言葉は本当だったみたいで、車はゆっくりカーブする。

また自意識過剰だったと恥ずかしくなるよりも、私を面白そうに見る京極が気に食わない。

消化できないモヤモヤとイライラとムカムカで胸がいっぱいになる。


「最悪」


また窓に張り付き、口の中で呟いた。

さっきから私、京極の変態ぶりに振り回されっぱなしじゃないの。


「美しい身体だろうと思ってるよ」


突然、京極が舞台俳優の台詞のようにハッキリと言った。

なにが?

と、聞こうとして、ここでまた変態ペースに持っていかれるのは嫌だと思い、黙って運転席に目を向けた。