私がも同じように避けると私の目に桐谷良輔の顔が目に入った
この顔……
あたし知ってる
「お前…大島の」
男はそう言うと私の腕を掴んで引っ張った
え?え?え?え?
突然の事でなにがなにやら
引っ張られままにバスを降りた
え、降りた?
いや、降りない降りないっ、学校に行くんだから
「ちょっ、ちょっと!なんですかっ!?」
思いっきり睨みつけてやる。
「おいごらぁ、女連れて何やっとんじゃわれぇ」
いや、もう、巻き込まないで。あたしは何も知らないのっ!!!
「ではバスを発進させますので、えぇーっと警察はもうすぐ来ますのであとは警察の方に、お願いしますね」
そう言うと運転手はバスに乗り込みドアを閉めた
え?閉めた?
