「雪!おはよ」
春人だ…
「…はよ」
精一杯の笑顔を作る。
「…雪?」
「なに?」
「どしたん?顔色悪い…」
バッ!!
思わず顔を手で覆った。
春人は驚いて顔をのぞきこんでくる
「おい!ほんま大丈夫…」
「大丈夫やから!!」
中田さん達の視線があたしに突き刺さる。
「雪…」
「ごめん…ほら…ほんま大丈夫やから…………ねっ」
精一杯笑ってみせた。
――――
あなたが全部を知ったらどうしますか?
きっと助けてくれるね
そしてきっと
すごく自分を責めるんだろう。
春人はそういう人
その笑顔を失いたくないんよ
あたしは元々友達なんて多い方ちゃうから大丈夫
失うものは少ない
でもな
春人を失うことはなにより辛いけん…
やけんお願い
何も気付かんといて
