ふいに頬に手が添えられる。
「嫌じゃねーだろ?無理やりじゃなきゃ」
「……で、でもなんか…あらたまると逆に恥ずかしいといいますか…」
「ったく、あー言やこういうな」
ぐっと近づく彼の整った顔に、引いていた顔の熱がボンとよみがえる。
頬に触れている皇くんの手を意識してしまって、蒸気が出そうなほど赤くなっていく。
「絢音、真っ赤」
「だだだって近いから…っ」
「慣れてもらわなきゃ困る。…まあ、いつも赤くなるのも可愛いから、それはそれでもいいかな」
「なっなにをいって…っ」
「いーから、口閉じとけ」
「……っ!?」
唇に触れる、彼の感触。
一瞬頭が真っ白になったが、次には顔の熱がさらに上がっていく。



