「絢音、返事」 「う……」 うながす彼の瞳は意地悪くて、面白がってるようで でも優しくって。 無邪気に笑ってる顔から、目をそらすことなんてできない。 非常に悔しいけど この気持ちは、認めざるを得ないんだ。 「…私も、好きです」 相変わらず抱きしめられたままで、この熱も心臓の音もすべて相手に筒抜けなんじゃないか。 そう思った。 だけど、告白を受けた彼も同じようにちょっと顔を赤くして 「わかってても、心臓いてえな…」 照れたように頭をかいてるのをみると きっと皇くんも一緒なんだと思った。