「皇くん、今日…避けたりしてごめんなさい」
寝てる間に言うなんて卑怯かな。
起きてからももちろん言わなきゃいけないけど、でもその時ありのまま言えるかわからないから
今言わせて。
「昨日のこと、頭から離れなくって、どう顔合わせたらいいのかわかんなくて…でも皇くんは普通に話しかけてきてくれたのに」
昨日の彼の唇の感触は鮮明に残っていて消えない。
でも、皇くんだって悪いもん。
「どうしてあんなことしたの? 私、わかんなくて…男の子にあんなことされたのも初めてだし」
でもそれ以上に1番わかんなかったのが、私自身の気持ち。



