「………。」
あれ
なんか…なんだろ
少し心臓のあたりをきゅっと握りしめてみる。
「綺音?どうしたん?」
りっちゃんが不思議そうに私を見る。
「…ううん、なんでもない」
この感情がなにかわからず、りっちゃんに説明できる自信もなくて曖昧に返事する。
キーンコーンカーンコーン
「あ、もうチャイム鳴っちゃった。教室戻んないと!」
「わわっ、待ってまだ卵焼き食べてないっ」
「もーー、ほら、待っててあげるからさっさと食べちゃいな!」
「う、うんっ…ぐ、ふッ」
むせた。
りっちゃんに手伝ってもらいながら急いで片づけて
教室に向かった。



