わかんないことが多すぎて、混乱と焦りでパニック。










「皇くん、私帰る!」






「は?え、ちょ、おいっ!」










一旦頭を冷やそう。




そして状況を整理しよう










呼び止める皇くんを背に一目散に駆け出した。







まだ顔が熱い。








この熱の意味も





彼の気持ちも




わからない。








わからない







この気持ちすら。