「う、わ………ぁ………」
目の前に広がる光景に、思わずため息が漏れた。
広い川の向こう岸に立ち並ぶビルとビルの間から、真っ直ぐに差し込む夕陽。
ビルの窓に反射して、無数の光となって輝いている。
川に映り込む暖かい光が、私たちを包み込んだ。
オレンジ色の空を背景に輝く光が、とても美しかった。
「す……すごい……、すごいっ!
こんなところがあったなんて知らなかったよ!」
興奮して手すりから身を乗り出しながら、小学生みたいにはしゃいでしまう。
「ここ、俺の気に入ってる場所なんだ。何ヶ月か前にたまたま見つけて、よく来てる。
…綺麗だろ?」
「うん!感動した!」



