彼の目をみて真剣に聞いてみる
けど
彼はなんだか最初驚いたように目をぱちくりさせて
段々表情を険しくしていく。
「…あのさ……綺音。
念のために聞いとくけど…これまでの俺と放課後出かけたこと、お前なんだと思ってる?」
「ぇえ??」
質問を質問で返され、その内容にも驚き
間抜けな声を出してしまった。
これまでの皇くんとのお出かけ……
なんだと思ってるって
「お出かけはお出かけでしょ?」
思ったことを口に出す。
またも固まって私を見つめる皇くん。
「おでかけ…………、いや、まぁ…間違っちゃいねーけど……」
「あれ? 違うのか……。
あ、散歩だった? 街中探険とか」
「それこそ違うに決まってんだろ。
ここに住んでんのになんで今更探険するんだよ!」
あ、そっか
返す言葉もないツッコミを入れられ納得する。



