ダッシュで帰ったあの後、自分なりに脳内で考えを巡らせた。





寝起きのときと目が覚めはじめたころの皇くんとでは印象が明らかに変わってたし





顎クイみたいなものをされたとき、きっと私はどうかしてたんだよ



なんであんな平然としてられたんだろう・・・・






冷静に思い出すと今更緊張してしまう。




ちょっと他の人とより話しやすかったから、私もテンション上がってたのかな・・・・





それに「気に入った」だの「なつけ」だのよくわからない発言をなげられ、まるで口説かれているような言動に心底びっくりした。





夕飯の時間までうんうん唸っていたけど






ご飯を食べたら




なんだか「ま、いっか!」とどうでもよくなって





考えることをやめてさっさと寝た。












そんなわけで、現在に至るのである・・・