「あの……えっと、」 「君、初めて見るね。転校生か何か?」 「なんで初めてなんてわかるの?」 「俺、この学校の人の顔全員覚えているから」 「嘘でしょ」 「本当だ」 そう言った男の目はとても真剣な目だった 本当だったとしたらこの男は何者? そんなの普通の人だったら絶対できない 「それより、おりてきたら?」 私は無言でおりる 男はまた運動場を見ながら昼食を食べている 私は少し離れて座る