2、3分カウンター前で待っていると少し大きめの紙袋を持った先ほどの店員さんが戻ってきた。


三つも紙袋を持っている。


「え、これ全部…?」


「はい。オーダーメイドとなっております。主に体型カバーを目的としたものです。普段の下着でも大丈夫なのですが、今回は3着下着も専用のものを用意致しました。」



…これは、アレかな?私が女だってことは、わかっていらっしゃるということでいいのかな?


チラッと柚ちゃんを見ると、今度はコクリと頷いてくれた。


紙袋を受け取って隙間から中を覗くと、驚いたことに制服まである。


「えっあの、制服って…」


「冬服も夏服も学校の方から許可を頂いて少し手を加えました。体型カバー用というだけですので、デザインは変わっておりません。」



はぁ〜。すごいな。



私が感嘆してため息を着いていると、店員さんがソワッとしている雰囲気を感じた。



「あの、お着替えになりますか?」



んんん?制服に?



思いっきり変な顔したと思う今。



「あ、はい。お願いします」



私が変な顔をしていると勝手に柚ちゃんが答える。



なんで柚ちゃんが答えるの!



店員さんはタグ切りますね〜っていって行っちゃったし。



「なんで制服…」


「え?いや、制服じゃないよ、ちゃんと私服。制服とは違う紙袋に何着か入ってたでしょう。あ、下着も着替えてね。体型カバーの下着きてたら通常の服もそのまま着れるから。」


「…はーい」



なるほど、私服か。



いや、そろそろ元の格好に戻りたいんだけどなあ。



「え、まってまだ買い物するの?」



「当たり前でしょう。そんな量で足りるわけないんだから。言っておくけど、次からは何も予約とか入れてないから。あ、だからお兄ちゃんの好きなところ入っていいよ」



柚ちゃんに最後ウインクまでもらってしまった。


レアすぎる…。


まぁ学校でこれから友達できるかもしれないし!


男の服も多めに持ってた方がいいかもしれないし!


無理やり自分を抑え込む。


「お待たせしました〜こちらにどうぞ。」