次の日。


朝7時に起きた私は、久しぶりのお出かけということで服を選んでいた。


まぁ姉妹でのデートだし、そこまで気合いを入れる必要もないんだけど。


しかも私そこまで服持ってないしね。


化粧品も1通り揃ってはいるけどあんまり使わないし。


そこまで考えたところで自分の女子力のなさに苦笑いする。


そのとき、廊下からトトトッと音がすると、私の部屋のドアが勢いよく開いた。


「おはようお姉ちゃん!!!さぁ早くご飯食べていこうか!!」


満面の笑みを浮かべた柚ちゃんは、ズカズカと部屋に入ってくる。


「おはよう。まだ8時過ぎだけど。11時じゃなかったっけ?」


昨日は11時って言ってたから、てっきりそのつもりでいたんだけど…


「ん?あぁ、お店に11時に着くように行くよ。あっちまで1時間くらいかかるじゃない。
あと、今日のコーデは私がするから。ちょうど今着替えてたみたいでタイミング最高だねー」


終始笑顔で言う柚ちゃん。


なんか今日妙にテンション高くない…?


そんなに買い物楽しみなのかな。


「って、え?私の洋服も柚ちゃんが決めるの?」


「そうだよー」


さも当たり前のようにニコニコ笑顔で答える。


「なんで?」


「だってお姉ちゃん、男物の服なんて持ってないでしょう?」