「ていうか…。なんかかっこよくなってる!」



先生がいきなり顔を近づけてきたと思ったら、興奮した面持ちでそんなことを言ってきた。



すぐ気づくなんて、さすがだなぁ。


「妹がやってくれたんです。来週にはもっとちゃんとさせる!って言われました。」



「そうなのー!妹さん、優しいわね。」



先生が本当に嬉しそうに言ってくれて、私が嬉しくなってしまう。



自慢の妹なんです!!って大きな声で言いたいくらい。



恥ずかしくて言えないけど。



「はい。これで悪目立ちも少なくなります。妹様々です。」



「あー。でもねぇ、来週にはもっと、でしょう?」


そう言うと、先生はさっきの勢いは何処にいったのか、真剣な面持ちで考え込む。


一体何を考えているのだろう?



と、思ったら、顔をバッと勢いよく上げた。



「私ね、貴女が10歳の時、短髪にしてるのを知ってるんだけど、もう、ものすごく可愛くて、かっこよくて!!はああぁ」



「え、た、確かに短髪でしたけど…。かっこいいって…。」


「来週は楽しみね!」



あ、ダメだこの人。前にも思ったけど、絶対変な人だ。


てか、話聞かない人だ。



おまけに最後、ウィンクまで貰ったし。