「ねぇ、どう?まだマシになったかな?」


着替えて、リビングに降りて来て、柚ちゃんに聞く。


「あらあらまあまあ!!昨日よりかっこいいわ!」



と、思ったらお母さんも起きていたらしく、テンション高めに誉めてくれた。


が、しかし…。


「ゆ、柚ちゃん?顔が怖いよ?」


「お姉ちゃん。瓶底メガネのままなの?髪は少し切られてるけど、まだボサボサだし。もう癖がついちゃってるから仕方ないけど。



メガネ、やめよ?」



…?!



「メガネ?!外すとばれるよ?!男っぽい顔してないし!多分!」



「前髪あるし、平気だよ。てか前髪で顔ほぼ見えないし。カーテンみたい。」



なんと失礼な。


「でも、私これ以外にメガネもってないよ」



「もう、ぎゃーぎゃーうるさいなぁ!!これ!貸してあげるから。大丈夫、男物だし、度は入ってないし!」


と、渡されたのはフレームが主に茶色で、片側にヒョウ柄の入ったお洒落なメガネ。


なんと、かっこいいですわ。


てか、なんで柚ちゃんもってんの?


おしゃれメガネ?


でも男物だよね?



「早くつけて」



ゆ、柚ちゃん怖いし、とりあえず受け取っておこう。



「ありがと。」


カチャッ



「よし、マシになったかな」



「柚ちゃんありがとー!これで目立たないよ!」



「うん。まぁ来週からまた騒がれると思うけど。違う意味で。てか騒がれてもらうわ!!腕によりをかける!」



「え、騒がれたくないよ…。」