*.初恋メモリーズ .*

「うん?」


「携帯出せ」


「あ…ああああああああ〜!うん」


と樹はかばんから

青いケースのついた、カッコいいスマホを出して、私に差し出した。


私は、キラキラピンク色のいわゆる

【ギャルっぽい】ケースがついたスマホを出し、


自分の携帯番号を、赤外線で樹のスマホに送った。


「ん。」


私は、スマホを樹に返す。

「これで、いつでも喋れんな!」



と樹は嬉しそうに笑った。

「うん。まあ、そーだね」

何となく、顔が少し熱くなっていたので、


私はほっぺたを手で押さえた。