子供たちは少し小さいので保育器に入ることに

お父さんお母さんお兄ちゃん柚菜ちゃん加奈子ちゃんが来てくれた。

私に今保育器の中で元気に泣いてる姿を見てきたよと言われありがとうと言うと

一番びっくりしたのが豪君の鳴き声だと皆で笑ってた。

でも豪君は家族がいっぺんに2人もできてうれしいとすごく喜んでいた。

皆と少し話をしてまた来るねと言って帰って行った。

豪君も帰らないとっていうとこの病院家族は泊まっていいことになってるそうで泊まって帰ると言い出した。

少し興奮気味の私はなかなか眠れず豪君といろんな話をした。

いつの間にか眠りにつくとベッドの横には豪君が・・・・

私を抱きしめて「ありがとう」といつの間にか眠ってしまっていた。

朝、看護婦さんに起こされ検温をして血圧を測ってくれる・・・・

「あの、主人はいませんでしたか?」と聞くと

子供さんを見に行かれてるみたいですよと笑顔で教えてくれた。

もう少ししたら食事をお持ちしますねと言われ看護婦さんは部屋を出た

そのあと少しして豪君が戻ってくると二人とも寝てたぞ・・・・と教えてくれた。

豪君は今から帰ってから仕事に行って着替えを持ってくるらしい

じゃあなと言って私の唇にキスを落とした。

豪君がいなくなると寂しくて少し泣きそうになった。