目が覚めると自分のベッド

その横に大きな男が足を折り曲げ背中を丸くし片手は自分の頭の下にひいて片手で私を抱きしめて寝ている。

少し頭をもたげるとちょうど目覚ましが見え、時間は2時・・・・・

私は、豪君の腕の中から抜け出そうとそっとその手をどけようとすると

ものすごい力で私を抱きしめる

「くっ苦しい」と叫ぶと今まで寝ていた豪君の目が開いた。

「美奈、起きたか?」と言われ「うん」とうなずく

「おばさんに美奈が気絶したと話したら起きたらごはん食べさせて」と言われた。

と話す豪君

「腹減ったか?」と私に聞く。

豪君は?ごはん食べたの?と聞くと「まだ」と返事

お腹はすいたし、夜中だしただ・・・・なんで私のベッドで豪君が寝てるかなわかんない?

素直に言葉に出して聞いてみると、豪君がこう答えた。

「おばさんには美奈にプロポーズしたら気絶した」と話したら渉とおばさんが顔を見合わせて

それはおめでたい今日は泊まって行けというからそれに美奈が倒れて心配だったから・・・・という豪君

えっやっぱりあの言葉は本当だったんだ

「で、おじさんにも美奈の事話したら喜んでた」と

「待って?ねえ私まだ返事してないよね」

「ああ」

「私たち付き合ってないよね?」

「ああ」

「それにお互いに好きだとかも知らなかったよね」

「ああ」

豪君もう「ああ」じゃないよ

と頭を押さえた。