私がコーヒーを飲んでいると豪君が

「俺さあ今までじいちゃんと2人暮らしだっただろ?だからこんな風に飯の時間が楽しいなんて思ったことなくて

さあいつも美奈の家に行けばおばさん・・・いやお義母さんが飯作ってくれるし正直うらやましかったんだよな

それに美奈を見てるとホッとするというか心が落ち着くんだよ。今日も手際よくて料理作ってくれてる姿見て

見てるだけで楽しかったし初めてハンバーグ作るの見れたしなあ」とすごく喜んでくれた。

物凄くおいしかったから食べすぎちゃったしすこし運動でもするか?と私に聞いてくる?

歩きに行くの?いいよと答えるとまたあの悪い顔をする豪君・・・・

「え、まさか・・・・・」

そうそのまさか・・・・・私は豪君に抱えられて寝室へと連れて行かれた。


私は豪君の愛をたくさん受け止めまた生まれたてのバンビのように足が思うように動かず・・・・

「豪君……どうすんのよ・・・・私家に帰れないよ・・・・」

と話すとまだ16時だろあと3時間もあるし大丈夫だという・・・・

何が大丈夫かさっぱりわからず私は豪君に「ごめん」と笑いながら

その大きな手で何度も繰り返し頭を撫でられると気持よくてそのまま眠りについた。