毎日寝ていられたのも昨日まで。
眠たい目を擦りながら
ベットから起き上がる
階段を降りて
下に行くとお母さんはもういない。
朝ごはんを作る気にもなれず
作る気がなかったら食べる気にもならず
カップに水を注いでごくりと飲む
台所のシンクには
お母さんが使ったであろうカップとお皿、カトラリーが無造作に置かれていた。
何で2つずつあるのか
愚問
お母さんが
男の人を連れ込んでいるから
もう何年この生活が続いてるのか、忘れた。
使ったカップをシンクに置き、蛇口を捻る
あっという間に溜まり、あふれだした水を見ながら何だか孤独感に苛まれた。
時計をみれば
朝の7時を指していた
遥花たちと合流するまで
約1時間
少し早く起きすぎたようだった。

