「菜月、本当に忘れたの?」 優也がすぐに菜月に聞いた。 テスト期間だから また名前順に座っている。 俺も菜月のところへ行き、 その話を聞く。 「なっちゃん、みんなで帰るとき上履き持って帰ったことないよね?」 いつの間にか遥花もきてて お馴染みで集まっているという形になった。 「…中学のときと同じ」 菜月は何とも言えない表情でそう呟いた。